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椰子の葉風 鈴木南樹 その3
椰子の葉風その3は、コーヒー園生活(六)、(七)、(八)とコメント編になります。コーヒー園支配人のメネゴニ氏に信頼されお金を任されるようになり、町で両替した金を帰路黒人に強奪されそうになったり、メネゴニ氏に連れて行かれた町の豪邸で神父さんと忘れられなくなる令嬢との出会い、12月から3月の始めて経験するブラジルの雨期と事務仕事だけでなくコーヒー園での単純労働とその意義、『ブラジルに日本人を入れるということは、単なる労働問題の上からだけで見ることはできない」と気付く、若い南樹の詩情豊かな農場生活が描かれている。適当な写真が見つからないので南樹が働いたであろうコーヒー園の写真を使う事にしました。

椰子の葉風 鈴木南樹 その4
椰子の葉風 その4は、コーヒー園生活(九)、(十)、(十一)になります。絶大の信頼を寄せて呉れたメネゴニ支配人との唐突な別れ、短い期間の新支配人から書記に引き上げられ、給料が80ミルレースに昇給した。農場主の変更、新しい支配人の身に詰まされる身の上話、宗教上別居は認められるが離婚は認められない話、当時のコーヒー豆の国際相場とブラジル経済との繋がり等、時代背景も分かり勉強になりました。
適当な写真が見つかりませんのでコーヒー園の収穫作業の写真を使わせて貰いました。

椰子の葉風 鈴木南樹 その5
椰子の葉風その5は、コーヒー園生活 (十二)から始まり(十三)、(十四)と続く。毒蛇の話は、ブラジルに住めば自然と覚える毒蛇と有名なブタンタンの毒蛇研究所、砂蚤の話は、面白い。この砂蚤ビッショを掘る楽しみを覚えると一人前のブラジル人になる。黒人監督オゾリオを通じてのコーヒー園の経営、コロノがコーヒー畑に間植するトウモロコシの収穫量と奴隷解放後の奴隷数から計算した奴隷一人の値段、弱い者苛めは子供にも絶対にさせないという優しい心、読ませる内容を楽しんでいる。写真は、砂蚤の挿絵を使わせて貰います。字数の関係でコメント欄は、ありません。明日へと続く。。。

知っておきたい『日本の歴史』徳力啓三 その13
知っておきたい『日本の歴史』その13は、85−占領政策の転換と朝鮮戦争から始まり86−独立の回復と米ソ冷戦で第1節が終わり第2節高度経済成長と日本の発展に入り87−世界の奇跡・高度経済成長、88‐冷戦の推移と日本経済発展、89−戦後の文化で終わる。愈々次回14回で終了します。徳力さんとの質疑応答の為、番外編を設けていますが、戦後のGHQ指導を受けた日教組による自虐史観を植え付けられた現代史を何とか正しい日本史に戻そうとの徳力さんの努力についてもう少し語り合おうではないですか?
写真は、国民と共に歩まれた昭和天皇の写真を使わせて貰いました。

椰子の葉風 鈴木南樹 その6
椰子の葉風その6は、ブラジルの田舎で見かけるベルネ(虻)の話から始まり、ビッシェイラ(蛆)と都会では味わえない珍しい大きなハエが傷口等に産み付ける卵がウジに育つという珍しい話が続き、
新移住者への戒めとして請負のコーヒー樹は、1家族4000本が限度で良くばって7000本請け負ったフェルナンデスの経費負けの借金生活を例に語り、追加の章では、懇意にしているイタリア移民のフィオリ家のアンナさんが作って呉れたマカロニを始めてご馳走になった南樹青年にも淡い恋心が生まれるがそれを口に出せないもどかしさを語る。「私も日本へ行ってみたいわ」と無邪気に語る満面に月光を浴びたアンナの顔は、マドンナのマリアのように気高くうつくしかった。 
写真は、ロマンチックな話に似合わずウジとそれをを産み付けるビッシェイラの挿絵になってしまいました。

椰子の葉風 鈴木南樹 その7
椰子の葉風 その7は、前回のフィオリ家の夕食後遠くから聞こえて来るバイレの賑やかな騒音を聞きながらの美しい土曜の夜から始まり、コーヒー園での生活山建てと山崩しの話、コーヒー樹1000本当りの収穫量、豊作時で100アローバ(1500キロ)凶作だと400アローバ(600キロ)。続きは待ちに待った水野龍氏の再伯に伴い耕地からサンパウロへの旅情を誘う旅の描写、水野氏への報告に続く。今回は、コメント集なしで5編を収録できた。
写真は、日曜に売店に集まる農夫たちとの説明がある挿絵を使いました。

椰子の葉風 鈴木南樹 その8
椰子の葉風 その8は、水野龍の再伯に伴いサンパウロに出た序に当時サンパウロに住んで居た日本人(南樹さんと同じ1906年に着伯した藤崎商店の野間貞次郎さんと青年達)の隈部氏家族の存在等、日本移民渡航前のサンパウロ市の邦人についての詳細が語られており、笠戸丸をブラジル移民の始めとする移住史以前の状況を知り得た貴重な記述を始めて知る。帰国する水野龍より「今度こそ、移住者を連れて来るからしっかり頼むよ!」と云われ気を引き締めてチビリサのコーヒー園に戻る。
写真は、日本人移住史が始まる1908年の前年、1907年当時のサンパウロ市の写真が挿絵に有るのでお借りする事にしました。

椰子の葉風 鈴木南樹 その9
椰子の葉風その9は、同胞移民に対する将来の心配、果たして「来ることが第一」か?から始まり、アンナの弟、アントニオとの「狩の一日」の二編で終わる。農場生活を終える感慨に耽る日々の中、アントニオとの狩の半日は、サンパウロ州のもっとも美しい季節、その田舎の自然描写が飽きさせずに読ませてくれる。北ゴヤスに住んだ当時の田舎生活と重なり懐かしさを覚える。戻るべき術もないグルピ―での二年間の牛飼いの生活を思い出しながら、田舎生活の牧歌的描写を楽しませて貰えた。
適当な写真が無かったのでKOKI KOKIと泣くサラクラの写真が見つかったので使う事にしました。