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≪伯国日本移民の草分け≫  鈴木貞次郎著作 (その7)
≪伯国日本移民の草分け≫その7は、十七から始まり二十までの4編5千字弱で少し少ないが区切りを大事にすることにした。初めての支払いが実施されたが月給80ミルレースの予定が50ミルレースしか払って貰えず落胆する。チビリサの駅長から倍の給料の新しい職場を提供されるが、我慢することに決め珈琲園の地図作りを思い付き作業を始める。農場主が驚きと喜びで馬とロバを提供して呉れる。10月初旬には珈琲の収穫が終了し大々的に収穫祭を祝い大豊作の1906年―7年の大収穫の歩合を貰った多くのイタリア移民(出稼ぎ)が祖国に戻って行った。パトロンがサンパウロに戻ってしまった大邸宅を預かり夜長に故郷での生活、曾祖父の思い出に耽るところで終わる。この続きはその8でお楽しみ下さい。写真は出石さんが送って呉れた珈琲園の乾燥場の写真をお借りしました。

≪伯国日本移民の草分け≫  鈴木貞次郎著作 (その8)
≪伯国日本移民の草分け≫(その8)は、二十一と二十二で6742字となる。貞次郎青年の故郷での想い出として曾祖父の思い出に耽ると同時に12歳の頃、「柿の実」を呉れた初恋の春さんについての思いを面々と語る。12歳の時に近くの郵便局で電信技士の見習いを始めた初期に「柿の実」を呉れた春さんに淡い恋心を抱き、春さんの結婚が決まった彼の20歳の時に故郷を捨て東京に出る。チリ経由、ブラジルに水野龍と一緒にブラジルに来て珈琲園での日本移民の代表としての実習生活に入る。これを書いた57歳の時まで初恋の春さんを慕いサンパウロの歓楽街での27歳での童貞喪失とその後も春さんえの思いを延々と綴る純真な鈴木青年の春さんへの思いは、移住者として1962年のあるぜんちな丸第12次航でブラジルに来て「愛の小箱」を大事に持ち歩き、2年間のブラジル生活でブラジル童貞を守った自分と重なり共感を抱く。写真は、出石さんが送って呉れた写真の珈琲精選工場を使わせてもらいます。

≪伯国日本移民の草分け≫  鈴木貞次郎著作 (その9)
≪伯国日本移民の草分け≫(その9)は、珈琲園生活に戻り二十三から二十六までの4編、6000字弱が続く。10月に入り飛蝗(バッタ=ガハニョット)の襲来を受ける。詳細が細述されているが、出石さんが最初は、必要がないとの判断で省略していた部分ですが、初めて読む人には、参考になると思い直し追加として送って呉れた部分である。出石さんのご厚意に従い全文を掲載して置く。最後は、やはり珍しいタツーと云う珍しい動物に遭遇し穴に逃げ込む前に捕まえて電線工事用の針金に括り農場事務所に持ち帰り皆に見せる。子供たちの喜ぶ姿の描写、風呂場に囲い逃げ出さないようにするも与えた餌を食べず3日目に死んでしまうところで(その9)は、終わる。写真は、出石さんばかりに頼っていないで自分で探す努力をしようと検索でタツ(アルマジロ)の写真を探しました。

≪伯国日本移民の草分け≫  鈴木貞次郎著作 (その10=最終回)
≪伯国日本移民の草分け≫ その10=最終回は、9500語弱ありますが一挙に移民収容所時代八から一〇まで掲載します。一から七までは、「椰子の葉風」で紹介しているとのことで省略しているそうです。リオの公使館から来たサンパウロに出てこられた三浦通訳官の回想が移民前史として面白い。笠戸丸第一回移民を迎えるために送られてきた五人の通訳の到着と笠戸丸のサントス到着の様子も歴史的な出来事として細述されており、日本を出る前に皇国移民会社に預けたお金が受けとれずに途方に呉れる移民の話は、胸を打つ。その後どのようにして返却したのかも気になる。通訳の五人組も現地で着用する木綿服も買えないとの事で前金の支払いを要求しサンパウロ州政府から賦与された50ポンドをそれに充てる話も面白い。写真は、出石さんが送って呉れた写真を使わせてもらいます。

「榎本武揚メキシコ植民地訪問」 村松 義夫 
カリフォルニアにお住みの東京農大OBの村松義夫さんが2001年7月に農大の「パナメリカ大会メキシコ」に参加のためにメキシコを訪問され、海外移住事業の先駆者である榎本武揚植民地を訪問された時の様子を解説されています。貴重な書き込みとして40年!!寄稿集の各国の移民の歴史欄に残して置くことにしました。1897年5月(笠戸丸移民の11年前)最初の日本移民35名の独身青年が数千キロ離れた移住地「アカコヤグア村」に徒歩で向かった。日本移民はこうして始まった。写真は、村松さんが送って呉れたアカコアグア村の榎本公園内に1966年3月20日周辺の日系人によって建造された「榎本武揚植民地慰霊記念碑」の写真を使わせて貰うことにしました。

『女・博打・農業』の共通点 東海林 正和
神戸高校出身の東海林正和さんは、文筆家でWordpressにホームページを開設、10年前の2010年から折に触れ「ブラジル放談・男のエッセイ」を執筆しておられる。幾つか40年!!寄稿集にも掲載させて頂いていますが、最新の8月28日に投稿された掲題の「女・博打・農業」の共通点を送って呉れましたので40年!!HPに残して置くことにしました。セラード開発に自ら投資、倒産した苦い経験から農業の難しさを実感し女・博打との共通点を味わったと云う実体験に基づく笑えない話が面白い。写真は、ブラジルのセラード開発で偉力を発揮するシャワーを装備した500メートルのアームが時計の針のように回転するビヴォーの写真をお借りしました。

「ドニエプル」(その1) 川越しゅくこ
川越しゅくこさんの処女作「ドニエブル」を50年!!メーリングリストを通じて送って頂いたので5回に分けて40年!!ホームページに掲載しBLOGに転載、メーリングリストで皆さんに送ることにしました。1回7000字から8000字検討で不定期に掲載していくことにします。しゅくこさんの処女作を見つけ出した時のことをこう書いておられます。「20年位まえに書いたものでよく残しておいたものだ、と物置の段ボール箱のなかに発見したときはいまさらながら驚き、はじめて読み返す機会を与えられて感謝しています。読んでいるうちに、自分で書いていながらちょっとほろっとし、幼稚で出来損ないの作品と思い込んでいたのが、(わたしこれ好きかも...)、とおもいはじめました。」寄稿集に残して置きますので是非読んで見て下さい。
写真もしゅくこさんが送って呉れたものを使わせて貰うことにします。

「ドニエプル」(その2) 川越しゅくこ
しゅくこさんの「ドニエブル」(その2)は、念願がかなって乗馬クラブの会員になりアルバイトを兼ねて馬の世話をさせてもらえるようになり乗馬クラブでの活動が生き生きと描かれている。趣向を変えて馬好きの東海林さんのコメントをお借りすることにしました。『しゅくこさん 「ドニエプル」読ませていただきました。文章の生々しさから、フィクションとは思えず、少なからず、ご自身の体験が元になって綴られたストーリーのような印象を受けました。馬と親しんだ人にしか解らない、馬と人との心の交流の真実と、それに伴うチエの若さ故のリアクションが、良く表現されていると思います。ただ、ストーリーはあくまでも女性特有の感性によって描かれており「馬と女性」の関係と「馬と男性」のそれとは、かなり違うことが感じられ、それが私にとっては新鮮で、興味深く読ませていただきました。東海林』写真もしゅくこさんが送って呉れたものを使わせて貰っています。

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